親にいじめを相談するということは、本人はかなり深刻に悩んでいる状態です。しっかり向き合って時間をとって相談にのってあげることが大切です。
その際は、どのようないじめにあっているのかだけでなく、子供本人としては、いじめられた状態をどうしたいのかも尋ねてください。
「やめさせたい」「やり返したい」「もう会いたくない」など曖昧な感情が混ざり合った心境であることが多いでしょうけれども、本人の気持ちを言葉にして出させることで本人がいじめ状況を客観化して解決策を見つけ出す足がかりになります。
聞き出した内容が子供のいじめの範囲を大きく逸脱している場合は、子供がやめてといっても、断固として警察および学校に相談にいってください。
そうでない場合は、どうやったら本人の希望を実現できるか、方法を一緒に考える時間をもちましょう。時間を切って相談をうちきるのではなく答えがみつかるまで(あるいは本人がいじめがそれ程大事と思えるようになるまで)、何度でも相談にのってあげてください。
おわりに
いじめの状況もお子さんの性格も千差万別ですので常にうまくいく対処法があるわけではありませんが、次の手順を踏んで対応することでよりよい解決法をみつけられる可能性が高くなります。参考にしてみてくださいね。
コメントを残す