ズボンが破れた時に自分で補修する「かけはぎ」とは?業者に頼むと2万近くかかる!?



かけはぎのやり方

 まず、かけはぎをするのに次のものが必要になるので用意しましょう。これらを準備することができたら次の手順でかけはぎを行っていきます。

・針
・目立つ色の糸
・共布
・スタンドライト
・アイロン接着テープ
・糸切りバサミ
・毛玉取り機

1、共布を上下左右1.5cmずつ余裕をもたせてカットする
2、柄をあわせて共布の1つの辺をほぐす
3、1〜2本ずつ刺し込んでいく
4、4つの辺全て刺しこめたら、裏からアイロン接着テープで貼り付ける
5、表からはみ出している部分を糸切りバサミで切り取る
6、切り残した部分を毛玉取りで切り取る

かけはぎのコツ

 実際にかけはぎをやってみると、継ぎ目の部分が難易度が高いことが分かります。なにか上手くやるコツはないのでしょうか?集中したやったほうが作業効率が上がるため、夜など周りから妨害されにくい環境で作業するほうが捗るでしょう。

 とても細かい作業になるので、手元を照らすライトや拡大鏡などを用意するとより作業がやりやすくなります。また、針を入れる位置がずれるとなかなか思い通りにはいきません。

 冬服などのもっこりした服に比べて夏服は薄いので、失敗も見えやすくなります。一方で小さい穴ぐらいなら、裏から簡単に当てるだけのほうがより綺麗な見た目になります。

 かけはぎをする上で一番時間がかかるのは、共布の糸をすくいとる作業です。ここで器用さが求められるでしょう。

 かけはぎをするときは、次のように針の下に輪を作る感じで左右から糸を入れて、その輪に共布の糸を引っ掛けて通すように針に糸を通します。

 この作業に時間がかかるでしょう。輪を共布の糸の上においてから下から引っ掛けて持ち上げるようにすると穴に糸が入りやすく、効率的に作業をこなすことができます。集中力と器用さも求められるかけはぎ。しかしできるだけ安く済ませたいとお考えならば、ぜひ挑戦してみましょう。

セーターの修繕方法

柔らかく高級な素材でできている服ほど虫の害が発生しやすくなります。羊の毛でできているウール・うさぎからできているアンゴラは、特に狙われやすい素材です。シルク・着物も同様に被害に遭いやすいので、取り扱いには十分に注意しましょう。

虫食い服の修理は小さなものなら針と糸さえあればセーターやニットも自分でできます。この時使う糸で一番オススメなのば服を買った時についてきたもの。小さな袋に入って、布やボタン糸などが付属していることがありますよね!もし付属の糸がない場合は、手縫い用の糸、ポリエステル製のミシン糸もOKです。ただ、綿の糸はだんだん引っかかるようになるのでおすすめしません。こんな時のために付属のものが付いていたら捨てずに取っておくと良いでしょう。

今回のことを踏まえて、洋服をしまう場合は必ず汚れや汗を洗濯で落としてから収納するように心がけましょう。

食べこぼしはシミになるだけでなく、その汚れが虫のエサとなり繁殖してしまうこともあります。

1つでも虫食い穴を見つけたら、ほかの服にも増えている恐れがあるので、放置して手に負えなくなってしまう前にしっかり防虫対策を整えておきましょう。





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