かけはぎのやり方
まず、かけはぎをするのに次のものが必要になるので用意しましょう。これらを準備することができたら次の手順でかけはぎを行っていきます。
・針
・目立つ色の糸
・共布
・スタンドライト
・アイロン接着テープ
・糸切りバサミ
・毛玉取り機
1、共布を上下左右1.5cmずつ余裕をもたせてカットする
2、柄をあわせて共布の1つの辺をほぐす
3、1〜2本ずつ刺し込んでいく
4、4つの辺全て刺しこめたら、裏からアイロン接着テープで貼り付ける
5、表からはみ出している部分を糸切りバサミで切り取る
6、切り残した部分を毛玉取りで切り取る
かけはぎのコツ
実際にかけはぎをやってみると、継ぎ目の部分が難易度が高いことが分かります。なにか上手くやるコツはないのでしょうか?集中したやったほうが作業効率が上がるため、夜など周りから妨害されにくい環境で作業するほうが捗るでしょう。
かけはぎやってみてるけど
継ぎ目のとこが難しい事
夏物は記事が薄いから目立ちやすい事がわかってきた pic.twitter.com/x4BCAkUqCB— 赤ペソ先生 (@spinf60) July 14, 2016
作業は夜にやった方がはかどる。 pic.twitter.com/E3FRtlR7p6
— 赤ペソ先生 (@spinf60) July 14, 2016
日中は暑いし、セミの声はうるさいし、他者の妨害がやたらと入る。
かけはぎは集中力が必要なので静かな夜にやる方が良いと思う。
— 赤ペソ先生 (@spinf60) July 14, 2016
とても細かい作業になるので、手元を照らすライトや拡大鏡などを用意するとより作業がやりやすくなります。また、針を入れる位置がずれるとなかなか思い通りにはいきません。
ただ、めっちゃ細かな作業なので手元を照らすライトと、拡大鏡みたいなものがあった方がやりやすいと思う。
拡大鏡無くてもいいけど、ライトは日中でも絶対必要。— 赤ペソ先生 (@spinf60) July 14, 2016
あと気づいたのは、針を入れる位置が全て。
共布のほぐした糸をリング状にした糸に引っ掛けて抜き出すんだけど、針を刺す位置が離れすぎてると隙間が空くし、逆に手前に刺しすぎると共布がたるむ。— 赤ペソ先生 (@spinf60) July 14, 2016
冬服などのもっこりした服に比べて夏服は薄いので、失敗も見えやすくなります。一方で小さい穴ぐらいなら、裏から簡単に当てるだけのほうがより綺麗な見た目になります。
薄手の生地は難しい。
冬物のようなモコモコしたものだとごまかしやすい— 赤ペソ先生 (@spinf60) July 14, 2016
ちょっとした穴なら、かけはぎじゃ無くて、アイロン補修シートで裏から接着した方が簡単だと思う。
— 赤ペソ先生 (@spinf60) July 14, 2016
かけはぎをする上で一番時間がかかるのは、共布の糸をすくいとる作業です。ここで器用さが求められるでしょう。
かけはぎで一番時間かかるのは共布の糸をすくい取る作業かな。
輪状にした部分に2本ずつ入れるのに時間かかる。解決策:取りたい糸の上に輪を置いて、針ですくい上げると早い。
糸の本数数える為にも手元に光量が必要。
引っ掛けて抜くだけの専用針もあるみたいだけど市販されて無いっぽい。— 赤ペソ先生 (@spinf60) July 14, 2016
かけはぎをするときは、次のように針の下に輪を作る感じで左右から糸を入れて、その輪に共布の糸を引っ掛けて通すように針に糸を通します。
この作業に時間がかかるでしょう。輪を共布の糸の上においてから下から引っ掛けて持ち上げるようにすると穴に糸が入りやすく、効率的に作業をこなすことができます。集中力と器用さも求められるかけはぎ。しかしできるだけ安く済ませたいとお考えならば、ぜひ挑戦してみましょう。
セーターの修繕方法
柔らかく高級な素材でできている服ほど虫の害が発生しやすくなります。羊の毛でできているウール・うさぎからできているアンゴラは、特に狙われやすい素材です。シルク・着物も同様に被害に遭いやすいので、取り扱いには十分に注意しましょう。
虫食い服の修理は小さなものなら針と糸さえあればセーターやニットも自分でできます。この時使う糸で一番オススメなのば服を買った時についてきたもの。小さな袋に入って、布やボタン糸などが付属していることがありますよね!もし付属の糸がない場合は、手縫い用の糸、ポリエステル製のミシン糸もOKです。ただ、綿の糸はだんだん引っかかるようになるのでおすすめしません。こんな時のために付属のものが付いていたら捨てずに取っておくと良いでしょう。
今回のことを踏まえて、洋服をしまう場合は必ず汚れや汗を洗濯で落としてから収納するように心がけましょう。
食べこぼしはシミになるだけでなく、その汚れが虫のエサとなり繁殖してしまうこともあります。
1つでも虫食い穴を見つけたら、ほかの服にも増えている恐れがあるので、放置して手に負えなくなってしまう前にしっかり防虫対策を整えておきましょう。
コメントを残す