フグの毒がある部位は肝臓!?恐るべき症状と免許についてを完全網羅!



 フグは弾力があって、お鍋でもから揚げでも美味しくいただけます。ところがフグには毒があり、毎年フグの季節には亡くなる人がいます。

 ところで、フグの種類によって毒がある部位が違うことをご存知ですか?今回は、フグの毒についてご紹介いたします。

フグ毒の症状

 フグ毒は正式名を「テトロドトキシン」と言い、神経に作用する神経毒です。この毒は、体内に入って20分後には症状が現れます。

 まず口や指先、足先が痺れます。そして、めまいや嘔吐の症状が出てきます。やがて呼吸困難に陥り、死亡します。

 重症の場合は、24時間で死亡することもあります。毒性の強いフグの肝臓を2グラム食べただけで、死に至るケースもあります。

 驚くことに、フグの身を一切れ食べただけでも死ぬ可能性があります。フグ中毒死したケースは、ほとんどが個人で調理して食べた結果なので、安易に食べないようにしましょう。

毒のある部位

 フグの種類によって毒のある部位は異なります。トラフグの毒のある部位は肝臓、卵巣、腸で、白子や皮、筋肉には毒がないので食べることができます。

 トラフグの次に美味しいと言われるヒガンフグは肝臓、卵巣、白子、皮、腸に毒があります。食べることができるのは、筋肉だけです。

 価格が安めのシマフグは肝臓、卵巣、腸に毒があります。白子、皮、筋肉は毒がなく食べることができます。味がとても良いマフグは、肝臓、卵巣、皮、腸に毒がありますが白子と筋肉は食べることができます。

 よく釣れるクサフグは、肝臓、白子、卵巣、皮、腸に毒があり、筋肉だけ食べることができます。ところで、なぜフグには毒があるのでしょうか?そのことを次のページで詳しくご紹介いたします。





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