胃もたれに潜む病気・・・
食後胃がもたれる、お腹がいっぱいになる、食べれなくて体重が減ってしまう
色々な胃の不調で病院に行って、胃カメラや胃薬を飲んでも、原因がわからない…。
実はそんなケースは珍しくないのです。
ストレスや生活習慣病から引き起こされる機能性ディスペプシアという病気があるのです!
胃の粘膜には異常はないのですが、胃の運動が低下することによって起こります。
胃もたれでなく胃のムカつきや痛みを伴ってきた場合は・・・胃潰瘍の場合があります。
胃の防衛能力が低下すると胃潰瘍になってしまいます。
潰瘍の原因は最近はピロリ菌によるものです。
胃潰瘍の症状としては胃のみぞおちが痛く、黒い便が出るのが特徴らしいです。
・機能性ディスペプシアは慢性の胃もたれ
・胃潰瘍はみぞおちの痛みと黒い便
病気のサインですのですので、病院で診断してもらうことをお勧めします。
胃もたれを解消する方法
※食生活の改善
消化を助ける食べ物大根やリンゴ、胃の粘膜を強くするキャベツやジャガイモ、胃腸の調整機能を高める乳酸菌を含んだヨーグルトなどがお勧めですね。
温かいスープやお粥、柔かいうどんなども消化に良い物です。
胃もたれが酷い時は一食抜いて胃を休ませてあげてください。
食べるものと同じくらい大切になってくるのが、「どうやって食べるか?」ということ。
暴飲暴食や夜食は論外!
食べ方が自分自身の健康を作ることを忘れないようにしましょう。
※胃もたれに効くツボ
ツボの効果は個人差もありますが、正確な場所を押すだけでですので、お試しください。
梁門「りょうもん」
中かん「ちゅぅかん」
※ストレスを溜めないで、リラックスする
入浴は特にお勧めです。
湯船につかることで胃も温まって動きが良くなるのです。
※食事、入浴、睡眠の時間を意識
食事の時間と入浴の時間は少し空ける方が良いです。
寝る前には食事をしない。
それぞれの間隔は1時間~2時間は空けるようにしましょう。
睡眠はしっかりとって寝不足などにならないようにしましょう。
寝るときに体を右側を下にして寝ると胃の内容物が、十二指腸へ移動しやすくなるので良いです。
胃に優しい生活をは肥満の予防にもなるようです。
生活リズムが狂わないように心がけて健康でいてください。
※薬の上手な選び方・使い方
食べ過ぎや飲み過ぎ、ストレスなどで胃もたれ・胃痛・胸焼けがある方は、胃酸が過剰に出てしまい、その胃酸が胃を荒らしている場合がほとんどです。
そのようなときは、胃酸の分泌を抑えるH2ブロッカーという薬が効果的です。
H2ブロッカーでも十分効果がありますが、もし効果が不十分だと感じた場合、胃の粘膜を保護する薬であるセトラキサートやスクラルファートを加えて服用することも可能です。
妊婦や授乳婦さんには、健胃薬である安中散が含まれている胃腸薬や、その安中散に加えて制酸剤や消化剤を配合した胃腸薬がおすすめです。
使い方ですが、飲み薬ですので、飲み方や使用回数などを必ず守ってください。服用して悪化した場合や、三日間服用しても症状が改善しない場合は、ただちに使用をやめて、医師の方にご相談ください。
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