寒天がダイエットやがん抑制に効果的だったって知ってる?ただし、デメリットも存在!?



 ところてんやみつ豆でおなじみの寒天。ダイエットやがん抑制効果のある寒天の、正しい摂り方をご紹介します。

ゼラチンとの違い

 寒天とゼラチン、似ているようで全く違います。ゼラチンは動物性コラーゲンで主成分はタンパク質、寒天は天草から作られ、主成分は食物繊維です。

 寒天の食物繊維は水溶性と不溶性の2種類が含まれ、この食物繊維には驚くほどの保水力があります。水溶性食物繊維は血糖値の急激な上昇を防いで脂肪を付きにくくし、便秘を改善します。

 また、不水溶性食物繊維は体内の水分を吸収して膨らむため、満腹感が得られやすく腸の蠕動運動を活発にするため基礎代謝が上がり、水分を吸った便の排出によりデトックス効果もあります。

がんの予防

 寒天の食物繊維はアガロースと呼ばれる多糖類で出来ています。そのアガロースが繋がってできるアガロオリゴ糖にがん抑制作用や抗酸化作用があることが、日本癌学会で発表されました。

 肉食中心の欧米型の食事で不足しがちな食物繊維を豊富に含んでいるため、特に大腸がんの予防に効果があるそうです。さらにダイエットやガン予防になる寒天の使い方と、注意点について次のページで詳しくご紹介いたします。





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