最近ブームのパクチーを家で冬に栽培するコツとは?天敵の害虫の多さに注意…!



冬に栽培するコツ

 冬は害虫が少ないので、パクチー栽培の初心者には秋まきがお勧めです。種は殻を割り、中の種子を取り出して一晩水に浸してから撒きます。

 苗を買う場合は小さめのものを選びましょう。プランターなら野菜専用用土か赤玉土小粒6:腐葉土4に化成肥料を混ぜます。庭や自家菜園の場合は、酸性の土壌を中和しておきます。

 日当たりの良い場所に直植えしますが、夏場の直射日光は避けましょう。密着させて植え、成長したら間引きします。

 根腐れに注意しながら、水やりはたっぷりとしましょう。草丈が20センチ程度になったら、間引きしながら若葉を中心に収穫します。

パクチーの天敵

 ズバリ、パクチーの天敵はアブラムシです。パクチーはアブラムシが付きやすいので、発生前に500倍に希釈した木酢液を定期的に吹き付けましょう。

 アブラムシが付いてしまったら、マスキングテープなどではがす、歯ブラシや刷毛でこすり落とす、50度のお湯やせっけん水、砂糖水、牛乳をスプレーする、天敵のテントウムシを使うなどの方法で退治します。

 そのほか、ヨトウムシという昼間は土の中に隠れ、夜になって一斉に活動する虫にも注意が必要です。米ぬかが好物なので、おびき寄せて駆除すると良いでしょう。

パクチーのレシピ

 収穫したパクチーを香味野菜として、パセリやセリの代わりに様々な料理に使いましょう。菜っ葉ご飯好きなら、シンプルに塩とパクチーを混ぜたおむすびを。

 バジルの代わりパクチーで作ったジェノベーゼソースは米粉麺に合います。ビーフソテーの仕上げに、スープの浮身に、ラーメンのトッピングに、鍋の材料に、どんどん使ってくださいね。





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