一般的に皆さんご存知な方法は、かぎ針でほつれた部分をほどいて編み直す方法でしょう。
編み物が得意で時間がとれる場合はこの方法がオススメです。
このほかに、手早く直せる方法が2つあります。
一つは、ほつれた部分の裏側から、ほつれて出っ張った毛糸をひっぱって戻す方法です。
原始的ですが正しい毛糸をひっぱることができれば簡単にほつれが目立たなくなります。
いちどほつれた部分はほつれやすくなっていますので、ひっぱって戻した後に裏側に「ほつれ止め補修剤」(ない場合はセメダインなどの接着剤でも構いません)を塗りつけましょう。
ですが、まだこれだけでは完璧でないので、裏側に飛び出したほつれを直すために、補修剤(接着剤)を塗ればOKです。
これをすることにより、再度ほつれが起きないようにすることができます。
もうひとつは、「ほつれ補修針」という裁縫道具を使う方法です。
糸を通す針穴が開いてなく、針の上半分がガサガサしています。
1、糸が出ている所に、針を刺す。
2、出ている糸を針のガサガサした所に絡ませて、裏に引っ張り出す。
たったこれだけで、大分気にならなくなります。
100円均一ショップでも販売されていますので是非。
お金もかからず、少し手間をかけるだけで大切な洋服を直してあげることが出来ます。
自分で直せないときは・・・
・クリーニング店を利用
さて、ここまでは自分で何とか直す方法を案内してきましたが、素人の技術には限界があり『大きな穴』などを塞ぐ、専門的な分野になれば、自分でどうにかするレベルを超えてしまいます。
無理をすればさらにひどいことに…
そんな時には、近所のクリーニング屋さんに相談してみましょう。
最近のクリーニング店では、このような補修作業にも対応しているお店が増えています。
しかし、すべてのクリーニング店が対応しているわけではないため要確認事項にはなりますが…
相場は一穴/500円程度の料金がかかります。
・洋服の直し専門店を利用
クリーニング店でも対応出来ない場合は、直しの専門店へ相談してください。
直しのプロなので、大抵の依頼には対応してもらえます。しかし、料金的にクリーニング店の相場価格よりは、上回ってしまうかもしれませんが、それ以上に自分でやるよりも、プロに任せた方が格段にキレイに直してくれるのは、間違いないです。
特に大切にしているものや、失敗が許されないものについては、直しの専門店で相談しながら補修してもらうことを、オススメします。
以上、ニットのほつれの直し方のご説明をさせていただきました。
小さなほつれなら、自分で裏側からひっぱる、もしくは、「ほつれ補修針」を表から突き通す方法がおすすめです。
ほつれ止めやセメダインで裏側から塗ることで再度のほつれ防止ができます。
ですが、大事なニットの場合や、大きなほつれの場合は、かけつぎをしてくれるご近所のクリーニング店にお願いする方法、ネットにほつれ補修専門の業者さんに郵送依頼する方法もあります。
参考にしてくださいね。
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