2つ目は小学校の朝礼で起きる立ちくらみです。
「血管迷走神経反射」という難しい名前がついています。
簡単に説明しますと、交感神経と副交感神経のバランスが、何らかの刺激のせいで、急激に崩れてしまって迷走神経が活性化してしまい、血管拡大+心拍数低下で血圧が急降下して立ちくらみになってしまう、という仕組みです。
何らかの刺激とは、おしっこやうんこを長時間我慢しすぎた、ですとか、お腹がすきすぎた、ものすごい痛みを感じたり、精神的なショックを受けたなどが当てはまります。
カラダが我慢しすぎたりびっくりしてサイレンを鳴らしているような状態ですね。
長時間の朝礼の立ちくらみは、我慢してずっと立っていることで起きるのですね。
この場合の対処法は、我慢の限界が来る前にしゃがむ、手すりを掴む等になります。気をうしなって転倒しないように注意することが肝要です。
まとめ
ちなみに、この「血管迷走神経反射」は、誰のカラダにも備わっている大切なブレーカー機能とのことですので、もともと治療するものではなく、ブレーカーが発動するような無理をしないことが大切ということです。
以上、立ちくらみの原因と対処法についてのご説明でした。
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