地味な食材ですが、こんにゃくはおでんにも筑前煮にも欠かすことができない食材です。ところで、こんにゃくはアク抜きしないといけないとご存知ですか?今回は、こんにゃくのアク抜きについてご紹介いたします。
こんにゃくの栄養
97%水分からできているこんにゃくは、「胃のほうき」と呼ばれてきました。こんにゃくには、ビタミンやミネラルなどの栄養はありませんが、食物繊維「グルコマンナン」を含んでいます。
このグルコマンナンが胃や小腸を通過して、有害物質を排出してくれます。しかも便秘解消に役立ち、さらには血糖値やコレステロール値を下げてくれます。
乾燥肌を改善するのに良いと言われる栄養素の一つであるセラミドは、大豆、黒豆、小豆、それとコンニャクに多いです。
— TFmr (@ToyoFmr) January 27, 2018
そして、こんにゃくの凝固剤には水酸化カルシウムが使われているため、効果的にカルシウムを補うことができます。また、肌や髪の潤いを保つ「セラミド」も含まれています。
アク抜きとは?
食材によってアク抜きの目的が異なります。例えば、わらびは発がん性物質のプタキロシドを除去することを目的に行います。
また、大根やごぼうなどの野菜もアク抜きしないとえぐみがあり、美味しく食べることができないのです。こんにゃくのアク抜きは、臭みを消すことが目的です。
【自動ツイート】
こんにゃくのアク抜きは、実はしなくても体に悪いってことはないです。
しかし風味や味しみがイマイチなので、料理前にちょっとだけ手をかけるととんでもなくおいしくなりますです(・∀・)— 【公式】マルフク食品株式会社@こんにゃく? (@marufuku_foods) January 26, 2018
実は、こんにゃくはアク抜きの必要性はないのですが、こんにゃくの表面に薄い膜が付いていて味が染み込みづらいためアク抜きをします。そんなこんにゃくのアク抜き方法については、次のページで詳しくご紹介いたします。
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