重症化すると後遺症が…
帯状疱疹は、自分では判断しにくい病気です。前述したように、発症初期にはかゆみもあることもあるため、虫刺されやかぶれと勘違いすることも多く、それが適切な処置を遅らせてしまう要因でもあります。
しかし、それが命取りになることも。対処が遅れると重症化することがあり、さらには「帯状疱疹後神経痛」という後遺症も残してしまうことにもなりかねません。
帯状疱疹、私は軽かったから痛みに呻きながらも仕事できたけど、周りには悪化して入院になった人何人もいるし、私とて未だに後遺症出ることあるから…ほんまお大事に…
— つぐみ (@tsuguminmin) December 25, 2017
帯状疱疹後神経痛は皮膚症状が治っても、痛みが慢性的に続きます。個人差もありますが、絶え間なく続くこともあるし、夜間に痛みがひどくなったり、寒暖差に影響されることもあります。
場合によっては、痛みが数年間という長い期間続くこともあります。なので早期の発見、ならびに早期の治療が大切です。
治療の方法
医療機関にかかり、適切な治療をすれば2~3週間ほどで治癒できます。治療は薬物療法で、ウイルスに対しては抗ウイルス薬で増殖を抑制します。早期に使うことで、症状の悪化を防ぐこができます。
そのほか痛みには消炎鎮痛薬、水泡がつぶれて細菌に感染してしまった場合には抗菌薬が使われます。帯状疱疹は、1度かかれば免疫力がつくので基本的に再発はしませんが、稀に再発する人も。
帯状疱疹舐めたらあかん。
うちの祖母は帯状疱疹が腕にできて、まだ治療方法が確立されてなかったので治らず、仕事である三味線とお琴の先生を辞めなければならなくなりました。 https://t.co/E6qisb9ZCL— ひかんP(ともゆきのすがた) (@hikan7) December 9, 2017
予防としては、免疫を低下させないことが一番です。バランスの取れた栄養、十分な睡眠・休息を心がけて、規則正しい生活を送ることが何よりの予防策です。
水ぼうそうにかかったことがある人は、発症する可能性がある帯状疱疹。重症化を防ぐためにも、しっかりと帯状疱疹のことを知っておきましょう。
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