風疹の予防接種後の避妊期間を遵守すべき理由とは!?風疹の症状、妊娠中の危険性がこちら…!



赤ちゃんの先天性風疹症候群

 近年では成人男性が「三日ばしか」と言ってかかる傾向が急増しています。特に、女性は風疹の予防接種を受けると避妊期間を守らないと胎児に影響を与えます。

 もともと、風疹は子供がかかる病気でした。赤ちゃんには白内障、先天性心疾患、難聴が3大症状として見られます。

 白内障は妊娠3ヶ月以内の感染で、先天性心疾患は妊娠4ヶ月以内の感染でおこります。難聴については、妊娠4ヶ月以降でも発症リスクがあります。

 他にも網膜剥離、糖尿病などの症状も見られます。妊娠6ヶ月以降になれば、母親が感染しても難聴以外は心配ありません。

風疹抗体検査

 血液検査(HI法、EIA法)で風疹ウィルスの抗体の有無と抗体価を調べることが可能です。検査結果の中の、HI法で8倍未満が陰性として8の倍数で示されます。

 8倍未満は免疫がないため、感染する可能性があります。また8倍、16倍免疫があっても不十分、32〜126倍は適度な免疫があるので心配はない。256倍以上の場合は、最近の感染が考えられます。

 EIA法では、8未満は抗体が無いか十分な抗体を持っていない。45以上は十分な抗体を持っているか、あるいは最近の感染の可能性があります。妊娠中の予防接種については、次のページで詳しくご紹介いたします。





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