かかとのガサガサの治し方!これは水虫?それとも角質?見分けるポイントはここ…!



 かかとのガサガサはストッキングの伝線のもとになるなど、とても気になります。夏にサンダルを履く際には、特にお手入れをしなければいけない箇所です。

 このかかとのガサガサは、意外なことにある病気の可能性もあります。そこで今回は、かかとのガサガサの治し方などをご紹介いたします。

かかとのひび割れ​

 まずはかかとのひび割れについてです。かかとがひび割れてしまう原因としては、以下の2つがあげられるので注意しましょう。

1、古い角質層が厚くなることによるひび割れ

 乾燥と靴などの摩擦による肌への負担で角質が厚くなった結果、角質にひび割れが生じます。この場合のひび割れは古い角質を取り除き、保湿を心がけてください。

2、雑菌によるひび割れ

 雑菌を原因とするひび割れは注意が必要です。通常と異なるひび割れと思われる際には、皮膚科で診察を受けるようにしてください。皮膚科での診察を受けた上で、足や靴を清潔に保つようにします。

 雑菌によるひび割れの治療は長期化するため、通常と異なると感じればすぐに病院に行くことが大切です。雑菌によるひび割れを症状とする病気を次で紹介するので、注意してお読みください。

水虫との見分け方

 冒頭で紹介したある病気とは、「角質増殖型水虫」のことです。かかとの単なる乾燥と、この水虫の区別は難しく皮膚科の顕微鏡での検査で判明します。

 かかと水虫は、足の指の間の水虫から発症する可能性が高いです。主な特徴を上げておきます。乾燥による角質のガサガサと思い込まないで、よく観察しましょう。

・かかとを中心に、足の裏の皮膚が厚くなる

・かゆみがない

・ガサガサの状態からひび割れをする

・軽症の場合は、角質層がまだらで白くなり皮がむける

・重症の場合は、ガサガサになってシワが深くなり皮膚が硬化する

・表皮の奥まで水虫が侵入している可能性がある

・角質が固くなるため薬が水虫まで届かない

・爪水虫を併発する

・早めの治療が大切

・治療は3ヶ月〜6ヶ月以上かかる

 では、乾燥を元にしたかかとのガサガサの対処法は、どうすれば治るのでしょうか?その治し方について、次のページで詳しくご紹介いたします。





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